8.18.2014

さいならバングラ

昼前まで爆睡してたらお電話が。Pritamがロビーで待ってる。失敬、失敬、約束の時間やのに寝坊してもた。そんで今日もぶらりとクルナ。またまた市場をウロウロ。うーん、興味深いモノで溢れてますな。



砂糖のかたまりやね。おっちゃんが味見さしてくれる。うん、砂糖やねwそやけど自然のやさしい味で、そのまま食べても気持ち悪くない。もはやハチに驚かない自分に驚く。


穀物屋さんやね。五穀米とかに入ってるやつ。栄養たっぷりで、健康にいいよ!っとおっちゃん。しかしキロ単位で買うてもしゃあないしなw

市場の裏には船着き場が。川と共存するバングラ。橋が足りてないから小船で向こう岸へ渡る人たち、さぼりのお巡りさんとお茶を飲みながら眺める。バングラの風情ですなー。


街をぶらぶらしてたらなにやら集会が。今日はヒンドゥー教の記念日らしい。8月の15、16、17日と色々と大きなイベントや記念日があるもんやね。日本もお盆とかあるし、エネルギーのある期間なんやろな。


もうちょっとしたら、またムスリムの祭り。10月にはヒンドゥーのおっきな祭り。バングラ人は祭りで忙しいですなーw街を歩いてもエネルギーで溢れてる。ま、言いかえたらやかましいってことなんやけどw一昨日のBangabandhuの殺された日なんか、町中で彼の演説が放送されてたもんな。やかましいのなんのww会話もままならないwこんな環境で育つからバングラ人、声でかいんやろな。

マトン屋さん。日本でマトン食べたことなんか数えるぐらいしかない。そんでごっつ高い。ここでは安くて旨いのが腹一杯食べられる。うーん、幸せ。



バングラバングラ。

そんでから夕方に教会へ。日曜の集会やからか、地域のクリスチャン大集合。みんなで合唱したり、祈ったり。ムスリムの国やからか、男女はしっかり分けられている。教壇に向かって右が女。左が男。興味深い光景やった。しかしベンガル語で理解できひんから外に出てぼけっとする。

夕暮れの空を眺めながら心地よい風を感じる。教会からは不思議な音楽が流れてきて、隣のモスクからは味のある祈りの声が放送される。あらためてバングラの文化のミックスジュースを全身で感じる。狭い国やから余計にその濃度が高いんやろな。



自分が見たバングラデシュは日本と似ていた。みんな働き者で、正直者。ゲストを最大限歓迎する。外人に興味津々。人付き合いがちょっとめんどくさい。けど、いつも誰かと繋がっていたい。時には携帯やったりSNSを通して。

インドのついでに寄ってみたバングラデシュをこんなに好きになるとは思わんかった。まだ数ヵ国しか知らんけど暫定No.1ですな、バングラ。国としては若いけど歴史的な建物はいろいろとあるし、美しい自然もある。そしてなによりも人。人が素敵。時にはうっとうしいこともあるけど、あのフレンドリーさと優しさはこの国の宝やね。これを読んだ人たちには、是非いつか訪れて欲しいとさえ思う。

さて、明日にはこの国を離れなあかん。思い出のソナダンガバスターミナルからベナポールを通ってインドへ。名残惜しいけど、またここに戻ってくるのがわかる。


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