翌日、12時ごろに荷物まとめてチェックアウト。最近覚えたんやけど、荷物って背負うとすごい楽なんやねwで、ひたすら当てのない散歩。宿に戻る必要もない。完全に自由過ぎてワクワクが止まらない。少し歩くと凱旋門みたいなんが見えてくる。
この街の観光名所なんやろね、フランス人らしき観光客や、スーツを着た日本人っぽい人、中国人、現地の人か?タイ人?いろんな人が現れては去っていく。Patuxai Parkというらしい。
タクシーのおっちゃんと話してたらどうやら2キロ先にBuddha Parkというのがあるらしい。それなら歩けるな、とまた動き出す。この通りがこの国の動脈みたいやね。経済省や運輸省、その他官公庁が軒を連ねてる。ラーオ語と並んでフランス語で表記されてるものが多い。道を歩く人もエリートっぽい感じがする。しかしあまりに暑い、いや熱い。滝のように汗が流れる。ちょうど飲み物売ってる店があったんでコーラを買う。いやーよう冷えてる。と思ったら凍ってますやんwwしばし休憩。
座って、煙草を吸う。目の前に壊れたベンチ。退廃的な風景はラオスの雰囲気をよく表してる。さて、また歩く。ようやく寺に到着。ごっつい広くて、巨大。本殿は外人は入場料5000キップ。
たぶん歴史的に貴重なもんなんやろうけど、説明もなんもないから価値がわからん。ラオス人へたくそやなー。もうちょっとうまいことやったらええのに。わずか10分ほどで完了。みやげ屋の露店を覗くもいまいち活気がない。ラオスもったいないでー!せっかくええ国やねんからもっとグイグイいったったらええのに、と外人が勝手に思う。そこがタイとの決定的な違いやね。タイは良くも悪くもグイグイ来る。ギラギラしてるんよね。まー国の根本にある考え方が違うからしゃあないんかな。社会主義と資本主義。ラオスの目指すモノはそうじゃないってことか。
この国は居心地が良い。街の人は笑顔が素敵でフレンドリーやし、危険な香りもない。道ばたのお巡りさんでさえ、こんちわ!って言うてくれる。だからもっと外国人を観光、それか長期滞在に迎える用意をしていけば、この国はもっと栄えていくやろう。中国の企業の投資を受け入れたり、日本も資金援助では世界一の協力をしているらしい。5年後、10年後、この国はむちゃくちゃ変わってるはず。ビジネスチャンスもゴロゴロ転がってる気がする。でも、そこで1つの障壁になるのが社会主義の矛盾のような、葛藤のようなもの。マルボロ1つ買うのに苦労するんではやっぱり外国人は苦い顔するやろう。とはいえ、すべてが自由になると社会主義としての体制は有名無実になってしまう。ん、でも中国もそんなようなもんか、とか考えながら歩く。
このサンドイッチ、コスパ最強。軽く2食分はあって200円ぐらい。野菜、ツナ、お肉、はんぺんみたいなん、色々入って栄養的にも良さそう。フランスパンなんはフランス植民地の影響か?ほんでまたタイ大使館前に戻ってくる。いやーよう歩いた!もうしばらく動かれへん。とりあえず座って一服する。“おい兄弟!どこ行くねん?”と声かけられる。またトゥクトゥクのドライバーか?と思って振り返ると黒人さん。ん?ここ、アフリカやったっけ?と一瞬混乱するw聞けば南アフリカ共和国から来てて、今からタイ国境に戻るのに相乗り仲間を探してはったらしい。あーなるほど、自分も今回はもうラオスいいや、と思って一緒に行くことに。飛行機の日も迫ってるし。
あんた、ギャングみたいやなー、言うてカメラ向けたらちゃんとノってくれるwシュメル、29歳。この面でキリスト教と仏教の勉強中らしいwwいや、絶対に元ギャングやろwで、もう一人も同じく南アフリカから。
大きくぶらぶらして、ラオスが見れて良かった。また1つ新しい目線が増えた。ウドンタニはイメージと違って結構都会やった。ラオス帰りの自分には大都会に感じるwwいまや、タイは発展途上ではないんかもしれんね。ラオスこそがまさに発展途上の国。でも不思議なことにウドンタニの街を歩くとやっぱり物乞いがおるんやね。ラオスの首都、ビエンチャンでは一人も見なかったのに。なんで?
社会主義の恩恵?タイの物乞いは職業?物乞いはタイ人ではない?
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