1.10.2015

die 10 散歩とテロ

てことで、パリでCharlie Hebdoという新聞社(?)みたいな組織がテロリスト兄弟に襲撃されて警察官含めて12人も殺された。その時の映像をロバンに教えてもらったんで。

Disturbing contents: Gunmen fire on police officer, Charlie Hebdo Paris 


これ、首都の普通の道やからね。ほんで、この事件の影響のでかさは並じゃないっぽい。銃社会じゃないから余計に。パリは警察だらけらしいし、レミは“フランス版9.11や”いうてたし。普段社会に全く無関心(に見える)なロバンまで“これは表現の自由への攻撃”って言うてすっごいショック受けてた。

ただ、クレモンだけはその話題は聞きたくない、って態度。彼が言うには“その人にとって良い話、有益な情報以外は聞く必要がない”となんかの本で読んでから、それを実践してるんやとか。まーそれも一理あるな、と。メディアを心から嫌ってる彼らしい。けども数日後パリに行くことになってる自分には大事な情報。

パリから遠く離れたdieの田舎村でも商店は“Je Suis Charlie”って書かれた手のひらぐらいのサイズのステッカー貼って、追悼の意を表しながら営業してる。


そんな商店を眺めながら自分たちは隣村の山奥にあるモナストリーというキリスト教徒の修業するとこへ向かってハイキング。

向かいのパン屋でいつものパンを。本場のクロワッサンはやっぱりちがいますなー。しかも店主が空手やってて日本好きwwもっと早くに知り合ってたかったわ、ここの兄さん。



ロバンはいっつも笑わせてくれて、フランスで一番の友達になりました。日本に住んでみたいってちょっとほんまに思ってるみたいやから将来楽しみ。腹ごしらえしたのに、いつもの塔を通りすぎたあたりでロバンは離脱w


それにしても髪の毛切ってからむっちゃ男前やん。文句ばっか言うてるロバンとさいならして3人でのぼる。



2時間ちょいで到着。12世紀~13世紀のあたまにつくられたそうな。







病気らしい犬が2匹、木につながれてる。後ろにはフランスらしい巨大な山が見える。こんな広大な自然のなかにいるのに、ただの一本の木につながれてグルグル回ってる。



ほんであたりをぶらぶら、迫力のすごい山に囲まれてのんびり。帰り道にマンちゃんに会う。てか行き道もあったよねwwせまい村やからよくある。ほんで家に着いたらくたくた。

ほんだらロバンが新情報を。

“パリで今度は人質やってさ”

ユダヤ教徒の食べる肉かな?をあつかう店で立てこもってるらしい。イスラム教と同じで教義に沿った屠殺の仕方をしないと教徒たちはその肉を食べれない。そういう、ユダヤ教徒の集まる店をターゲットにしたってこと。ちなみに犯人は例の兄弟とは別のグループ。

いままで、フランスにはいろんな人種がおってすげーとか、こどもの声が聞こえていいなーとか言うてた。でも、ユーユーっていう兄ちゃんと話してて、彼は“差別はある、普通にある”って言うた。普通すぎて当たり前らしい。あ、書いててユーユーの言うてる意味がちょっとわかった。

アジア人やから目が小さい、とか。

アジア人やから体が小さい、とか。

アジア人やから犬食べるんやろ?とか。

全部、冗談のノリで聞いた言葉。だから自然と自分も必殺の罵倒フランス語でなんか言うてるけど、たしかによくよく考えたら差別やな、と。イラッとしたこともあった。まーこんだけ長いこと居てれば嫌なことも当然ある。

あ、ほんで例の立てこもり事件は犯人射殺で終了したそうな。それとは別の、初めに書いた兄弟による立てこもりも人質が何人か亡くなりながらも解決したらしく、これでパリが落ち着いてくれるのを願いたい。















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