10.10.2014

価値観

イスタンブールへ帰ってきて、モハメッドとも無事に再会したと思ったら翌日、彼のフィアンセがポルトガルからやってきてバイバイ。会ってみたら、なんと子持ちの姉さん。あんたマジか。やっぱ天才は違いまんな。



とか思ってたらモロッコからバリバリの天才、アナスがやってきて、インドのスーパービジネスマンも交えて4、5時間討論。




みんな個性が鋭すぎて朝まで生テレビ状態ww話題はイスラムや哲学にまで広がっていき、僕まったくついていけませんw


そこへアフガニスタン出身のスタッフ、ムスタファがやってきてカオスに拍車がかかる。こうやって世界は戦ってきたんやねw

とにかくムスタファの過ごしてきた過酷な人生には、学ぶことが多くて、5歳も年下やのに尊敬する。彼と話してると、自分が小さなアリのようにさえ感じる。

“アッラー以外は何も怖くない”

と言いながら浮かべる、不敵な笑みが脳に焼きつく。

人生に起こるすべての出来事はアッラーが与えたモノ。その考え方は自分も持っている。ただ、自分のそれはアッラーではなくて、漠然とした“神”やけど。

タリバンの話や密輸の話。タバコのフィルターで作る武器。ほんま話題の引き出しが刺激的で興味深い。



夜はドミニカ共和国からの姉さん、レナを加えて中心街へ。

バリバリのイスラム教徒のアナス、ダンス大好きやけどアルコールもタバコも飲まないレナ。

クラブ行く流れやけど、アナスは行けない。アルコールを提供している場所には行きたくない。バリバリイスラムやからね。

アルコールを提供してないクラブを探す、善人クレモン。

そして、もはやどうでも良くなってきてるインド、日本のアジア組wwやっぱインド人とは気が合いますなw

後ろで、アナスとレナは議論し続けてる。女性の貞操について。議論の火花は自分にも飛んできて、クラブで踊る女とストリッパーの違いについて述べよ、とw

うーん、ここまで価値観が違う人はなかなか出会うことない。

そんなこんな言いながら物乞いの少年少女をかわしながら、人混みを歩く。脳ミソ沸騰しそう。

結局アナスはホステルに帰る、という選択をする。

なんか悪い気もするけど、全員が楽しめる方法は見つけられなかった。初めに訪れた食堂だけが唯一、ベストな場所やったんかな。

うーん、これが世界か。イスタンブールの真ん中で感じる。


なんとなくトーンダウンした流れでシーシャで一服。

飲み物はチャイとコーヒー、水。ノンアルコールやんw

ほんだら今度はレナがタバコにブーブー言い出して、うん、もうむちゃくちゃw

しかし、考えてみたらやっぱインドはすごいよな。イスラム、ヒンドゥー、その他の宗教が譲歩しあって生活してる。

ほんで、2件目でやっとビールを口にするw

  

レナにひたすら“髪の毛切れ”と怒られるwおまえはオカンかw

なんとなく海沿いに向かって、リラックス。



初めからこうしてれば良かったんやけど、そうは出来ないのが人間の悲しい性。


最終的には寒さに耐えかねて異人種4人はハグして笑う。なんのこっちゃ。結果オーライ。


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