10.05.2014

道連れで

ええかげんイスタンブールでだらだらしててもあかんし、道連れでクレモンと旅に出ることに。

まずはAksarayのフェリー乗り場からベンディルマ(Bendirma)って街へ。53TL。

船の出発までモハメッドと3人で例のシャウルマを。街をぶらぶら。





カフェでシーシャ片手にアホな話wたまに真剣な話。

シリア人のモハメッドと話してて、やっぱり思った。

国籍って一体なんなんやろ。誰から生まれたか、どこで生まれたか、によって決められる。当の本人には選択する権利がない。それも不思議な話やな、と。

バングラあたりでも書いたけど、彼らはどこにもいかれへん。日本に行こうとしても、ビザとるのはむちゃくちゃ難しいし、そのうえ金銭的にも並大抵のことじゃない。リクシャドライバーとの交渉も10円、20円の世界やからね。

逆に日本人。自分みたいにだらだら働いてても、ただ航空券買って飛んでしまえばアライバルでビザがとれちゃう。1ヶ月おっても4,5万で賄えてしまう。

インドで会ったアリも月給わずか7000円。寝床は屋上やからね。

シリア人の彼と話して世界の不公平を思い出す。

話してたら時間はあっという間に過ぎ、お別れ。またイスタンブールで再会しようと約束して別れる。



船は思ったより早くベンディルマに到着。わずか2時間30分。夜の10時。船内で夜を明かすと思い込んでた自分達は顔を見合わせるww



行くあての無い2人は船で知り合ったEmirに宿探しを手伝ってもらって80TLの宿へ。2人でシェアできるってのは有り難い。そのうえ、旅のスタイルが似てるから気が楽。というか無計画コンビw

その後、3人で街へお茶をしに。


Emirオススメのフレイバーでシーシャを。ローズとミントのミックス。確かに、むっちゃいい香り。

外人が珍しいんかして、色んな人たちが声をかけてくれる。このノリはちょっとインド、バングラっぽいね。

イスタンブールみたいに人で混雑してないし、街も綺麗。いやー、むちゃくちゃいい街やんか。

Emir曰く、イズミル(Izmil)って街はもっとええ街らしい。その他、トルコ人の生活について聞いたり、若者のノリの話を聞けて面白かった。

少し歩いて城壁みたいなとこへ。普通に街中にこんなもんがあるんやからおもろいよなー、トルコ。

寒さに震えながらもいい時間を共に過ごす。


ホテルに戻って爆睡。

翌朝、起きたら12時前ww最近生活が乱れてるな。というか日本での生活みたいになってきたw

急いでチェックアウトして、Emirが勧めてくれたトースト屋さんへ。

簡単に言うたらピザトーストやね。カリカリのパンにチーズ、サラミ、トマトソース。うまっ。アイランっていうヨーグルトドリンク
と。



この、アイランとシーシャは毎日欠かさないw

ほんで船着き場近くのバス停でバスターミナルへ。

着いたら早速おっちゃん。

“どこ行くねん?どこ行くねん?”

このノリもやっぱりバングラっぽいwあっという間にチャナカレ行きのチケット購入。これはイスラムのノリなんかな。たしか、イスラム教の教えで、旅人を大切にする、というのがあるとか聞いたような。

3時間ほどクレモン持参のトランプで遊んでたら到着。

事前に調べてあったホステルへ行きたいが、ここどこ???

道を聞いたカップルが案内してくれる。ほんま優しい人多いなー。



一晩30TL。荷物おいてすぐに食事へ。クレモン、さすが19歳なだけあっていっつも“腹へった”っていうてるw

食堂でお腹いっぱい食べて5TL。250円。女将さんって感じのおばちゃんが切り盛りしてて、アットホームな雰囲気。うん、こういうの大好き。

同じイスラム教の国やけど、バングラとは完全に違う。

食後は定例のシーシャへ。残念ながらローズは無くて、リンゴ味を。となりの若い子たちや店主と、やいやい言いながらトルコ語教室wてか、一番若い子は16歳!シーシャを豪快に吸う16歳ってwまーこれも文化なんやろな。

仲良くなった彼らと海沿いで乾杯。そしたら警察登場。どうやら路上での飲酒はあかんらしい。こういうところはきっちりイスラムしてるんやね。まーツーリストってことでお目こぼしを頂く。



あまりの寒さに早々と退散。あったかいシャワー浴びておやすみなさい。


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