7.06.2014

レディボーイと雑文

ホテルの喫煙所でカナダ人の元ケーキ職人のおっちゃん、Mr.Curtisと話す。お互いヘビースモーカーやから彼とはよく顔を合わす。なかなかしぶい雰囲気かもしてはるwカナダ英語やからなんかな、めっちゃ聞くのが難しい。英語といえども色々あるねー。まだ自分のレベルでは英語を母語としない人たちの話し方の方が理解しやすいな。ほんで色々話してたらどうやら中国でカバンが無くなってもうて何日も待ってはるようや。奇遇ですな。仲間、仲間wそれで疲れた雰囲気なんやね。うまく励ます言葉を知らない自分がもどかしい。


これだけはよーくわかったよ。英語、超大事。もっと英語を話せたらもっと自由になれる。とか言いながら昨日はカフェで隣に座ったレディボーイにタイ語教えてもらうww初めてレディボーイとまともに話ししたけど、イメージ変わったわ。怖いイメージあったんやけどね。



いや、普通に綺麗やし。初めは信じられへんかったwまー彼女の仲間にはまんまオカマ!って感じの人もおったwとりあえずホテル行こう!て、ひたすら言うw半分ネタみたいなもんなんやろうけど。その子はめちゃくちゃ笑わせてくれる。おまた広げて、“fuck me free wi-fi!!”と叫ぶ姿が頭にこびりついてとれないwいや、そのまま芸人になった方がええよwそれでも、やっぱり色々問題も多いらしく、差別もあったり、縄張りみたいなんもあるとか。大きなレディボーイは小さなレディボーイをしばく。時には刺すこともあるらしい。ほんまかいな?なんでそんな難しい生き方をするのか。そんでそういう環境で傷ついたり、笑ったり。キャッキャ言うてる瞬間に見える、純粋で繊細な心情が切ない。こないだ書いたことと矛盾してまうけど、一人の子は日本の女の子の化粧、服装、行動をフォローしてた。kawaiiはもはや文化なんやね。ことあるごとに、カバンから鏡を取り出して顔をチェックする姿は日本の女の子そのもの。そして通りがかる男たちに愛想をふりまく。じゃあ帰るわって言うたら、またねー!ってすんなり帰らせてくれたんが一番意外やったけどwケチなんバレたかw



ホテルまでの帰り道、スクンビットを歩く。相変わらずおもろい街や。通りには屋台のバーがずらりと並び、きわどい衣装のお姉ちゃんたちがそこかしこに佇む。黄色い声をあげながら。そしてその中を駆け回るこどもたち。手には施しを求めるカップを握って。きらびやかなLEDライトの影で眠る汚れた浮浪者たち。クラブミュージックが鳴り響く路上。車のクラクション、パトカーのサイレン。怒声と嬌声。何語かわからない言葉。傍らでは手足のない男が無言で合掌している。黒い肌の女。黄色い肌の女。目つきの悪い男たち。シーシャをふかすおばさん達。酒の臭い。スパイスの香り。香水。誰かのゲロ。混沌を通り越して美しくさえ見える。今まで見たどんな観光地よりも刺激的で考えさせられる。



まー絶対住みたくないけどw住んでる人にはこの街はどう見えてるんやろ。ただの日常のワンシーンなんかな。人は慣れる動物やからねー。これ以上にインスピレーションを与える場所は他にあるんかな。インドはさらに刺激的なんやろか。冒頭のカナダ人が言うにはとにかく汚い。蚊が腐るほどおる。気つけろ、と。みんなインドに対してはネガティブな意見を言うねー。ある人は通りを歩いたあと、腕に掴まれた痕がびっしりやったとかw多少、話しが盛られてる感が否めないけどマニラの比じゃないってことか。あとは、彼らにとって興味深い品はその価値に関わらず盗まれるから気つけろ、とか。体臭が臭いとか、ケチとか、器が小さいとか。もうほとんど差別やwwあ、イギリス人はポジティブなこと言うてたな。

“カレーが安い”

うーん。

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