6.30.2014

スクンビット。sandiさん。

Wat Suthatでお祈りしてから、スクンビットへバスで。日本語本屋さんへ。



馳 星周の本を買う。上下巻で280バーツ!!1000円wwでも読みたいからしゃーない。

歩いてたらスコール。カフェで雨宿りしがてら本を読む。馳さんの本はいつもヘビーな視点を与えてくれる。

雨も止んだところでカオサンへ戻る。行きと帰り、バスの値段が違うのはなんでなんw

路地でchangビール買ってリラックス。近所のおっさんが宴会中。なかなかシュールやから見物。

宿に戻るとSandiさんがPCいじってる。彼はプログラマーでより良い仕事を求めてアメリカ行きのVISAを待ってはる。インドネシア出身やのに冬が大好きらしいww


職人気質でごっつい気難しいんやけど、毎日顔合わしてたら打ち解けてきた。かみやくんに似てるんよねwライオン丸とかボルテスV?の話してくれるんやけど全然わからんww

インドネシア人みんながそうなんか知らんけど、ディジーとサンディは酒も煙草ものまない。すごく真面目でいい人たち。“日本はインドネシアを侵略したけど、西洋に侵略されるよりはましやったと思う”。ありがたいお言葉でございます。こうやってお互い笑いあえるのが嬉しいことでございます。インドネシアンの寛容な心に感謝しておやすみなさい。


6.28.2014

違い

今日は旅は道連れ企画ということで、ディジーと冒険へ。カオサン近くのバス停から2番バスに乗り、伊勢丹へ。どこまで乗っても6.5バーツ、20円ぐらい。大阪市バスみたいでワクワクする。


そっからボート乗ってムスリムのエリアへ。彼女はムスリムなんで食べ物にシビア。モスクがちらほら見える。美しい。

食事してから伊勢丹へ戻り、お茶してからひたすら歩く。ディジーは小人症っていうんかな、とにかく体がむちゃくちゃ小さいから段差ひとつ乗り越えんのも大変そう。でもこの体で、女一人旅してはるから精神力が違うんよね。尊敬しますわ。

最終的にスクンビットにたどり着いてフルーツを食す。



レディボーイが見たいっていうんでNANAプラザのあたりへ。なんかしらんけど興奮してはるwwいやーなんかよかったわ。しかし帰り道、時刻は帰宅ラッシュ。すさまじい渋滞で、待てど暮らせどバスが来ない。しゃあないんでまたボチボチ歩いて伊勢丹まで戻る。

自分の1歩がディジーの3歩ぐらいになるからペースを合わせるのが難しい。おまけにすごい人。ちょっと目離したらディジー埋もれとるwでも年齢もそこそこやのにこのタフさ。インドネシア人なめたらあかんなー。

伊勢丹から船でカオサン近くまで帰る。なぜか無料wwラッキーやなーで済んでしまう素敵なタイランド。



道端に絵描きがようけおる。さらに伝統音楽?のパフォーマンスしてて見学する。ほんでいつものレストランで食事して帰宅。もう一人のインドネシアンのサンディと小難しいようで難しくない話して一日終了。

いつもの自分にはなんてことない距離なんやけど、ディジーにとってはハードワークやったんやろね。ふと彼女を見たらむくんでもうたんやろね、足あげて寝とる。そして彼女が言った。“私たちの部屋までに階段が何段あるか知ってる?61段あるんよ”



6.26.2014

昼前に出発!今日も無目的的散歩wとりあえずご近所のお寺へ。仏さんに手を合わせて祈る。“この旅が無事に進みますように。そしてもっと面白くなりますように。”

その後、御飯を食べようとブラブラしてたら、ミラクル!!向こう側の道を歩くトシくん発見!おー無事でなにより!!ほんまによかったー。とりあえずランチを一緒に。相変わらずのぶっ飛びぶりやなwそんだら謎のおっさんがトシくんめがけて走ってくる。“6バーツ!!プリーズ”とおっしゃってるwwさすがトシくん、変な友達居てるなーと聞いたら、知らん人らしいww

仏さん、ありがとう。僕の願い、もう叶えてくれたん?

食後、トシくんは“じゃあ、トイレ行ってから寝ますわ”と去っていく。トイレの情報いらんからwwほんでまたぶらぶら再開。Golden Mountain、直訳したら“黄金山”という謎の寺に遭遇。とりあえず登るんやね。了解。


なんか霧でてるし。かっこいいし、涼しいし、タイ人のアイデアに感心しながら登る。



眺め最高。街中にそびえ立つ高層寺。金の使い道間違ってない?まーそこがタイのええとこやね。祈る人ってほんま素敵。



こうやって適当に歩いてても寺にぶち当たるからおもろいねー。もう一回行けって言われたら無理やけどw一通り見て、下寺。タイ人アーティストの絵が飾ってある。1つむちゃくちゃすごいのがあって鳥肌。地球の外、つまり宇宙になんらかの存在がある、ということを訴える絵(たぶん)。これがうまく写真にできんかったんが残念。見てたらまた絵描きたくなってきたよ。

疲れたんで川沿で一服。

船着き場かな。風情あって素敵やわー、と思ってたら怪しいおっちゃん登場。しきりに、マッサージどう?と誘われるんで、“いや、僕ホモなんすよ”といつもの逃げ口でかわす。営業する気失せたんかしてこの体たらくww

なぜか船の乗り方教えてくれる。往復で25バーツやし行ってみたら、と。早速トライ。



むちゃくちゃいいやん。臭い以外は。で終着駅に到着。異世界。

うん、都会おもんない。帰る。適当に船乗ってもうたけど、無事到着。安いし、見応えあるわー。

ほんでさらにうろうろ。Wat Suthatていう寺に行きつく。なんかわからんけどこの寺は雰囲気が違う。中に入るとすごい人。お坊さんがお経を唱えてはって、みんなが祈ってる。これが原因か。自分も合掌してみる。




感覚が研ぎ澄まされていく。手のひらに力を感じた。手をあわせながら想像することが鮮やかな映像になって脳内で再生される。いや、びっくり。この寺すごいわ。自分のDNAの中に仏教があることを感じた。ほんまに影響されやすいな、自分w



そして満たされた気持ちで寺の門を出る。一気に押し寄せる現実の空気。このギャップがいつものことながらおもしろい。現実とユートピア 。いい映画を見終わった後もこんな感じするよね。

お腹も空いたんでいつもの食堂でいつものを食べる。宿に戻るとルームメイトが増えてる。インドネシアからのディジーさん。これでこの部屋の4分の2はインドネシア人w空きはあと1つ。なに人が来るんかなー。

6.25.2014

散歩、散髪、散文

今日もなんとなく散歩。コーヒー、散歩。散歩、コーヒー。述べ4時間ぐらい歩く。仕事かwムロオ思い出しますな。

あ、髪の毛うっとうしい!!

そう思って街を歩くと散髪屋さんがちらほら。安いとこは70バーツ、200円ちょい。人気なんかして待ってはる。自分はもう今、すぐに切りたい。少し歩いて洒落た美容院!て感じの店発見。とりあえず突入。お値段150バーツ。客おらんし、すぐ切れそうやからオッケー。まずカバーかけてもらう。“ちょっと待ってね”とお兄さん。うん、色々準備あるんやろな。。。なんか電話してはる。誰か呼んでる?待つこと10数分w

姉ちゃんが駆け込んできた。うん、急いで帰ってきてくれたんやね。カットも超速。選ばせてくれた写真の髪型と全然ちゃうけどね。ええよええよ、なんでも。さっぱりしたー!!散髪したら気分もスッキリ。それにしても一段と韓国人になったなw

で、帰路へ。無性にカレーが食べたくなる。ここはやっぱりインド人(たぶん)の店へ。半分露店になっとる。チキンカレーとナン、ライスのセットで400円。まー日本で食べるよりは安い、かな。店員さんにインド人すか?と聞くと、そうやでー!と。

俺、もうすぐインド行くねん!と返す。

へー。


、、、終了!さてはインド人と見せかけたバングラデシュ人か?とか考えてたら、隣の建物からカレー登場!えっ、そっち?ww

味はむちゃくちゃうまい。やっぱカレー好きやわー。サンキューと言ってお代を渡すと、“アリガトウ!”と。あ、俺、やっぱり日本人か。

お腹もいっぱい。頭もスッキリ。お休みなさい。


6.24.2014

目線

20日ぶりにタイ帰ってきたけど、クーデターどうなったんやろ。夜も普通に店あいてるし。おっちゃんは今のタイは無政府や言うてたけどな。さすがタイやなーこのグダグタな感じw

ほんで今日からは節約のためにカオサンのお宿へ移動。一晩150バーツて安いなー。そういえばこの旅初めてのゲストハウスらしいゲストハウスやわwむっちゃキレイやし。で、さっそく徘徊。なんとはなしにカオサンも人通りが少ないような。スクンビットの方が散歩するにはワクワクする街やな。世界各国の料理が道端に並んでて、いろんな言葉が飛び交ってるってすごいおもしろい。まーまたオカマに腕つかまれたけどw力が強いのなんの。




旅に出てもうすぐ2ヶ月やのにまたスタート地点に帰ってきたんやけどwやっぱしフィリピンから帰ってきて見えるタイは新鮮やね。植民地化されなかった珍しい国ってことが感じられる。街並み見ててもマカティなんかは一から計算されて作られた人工的なにおいがするんよね。伝統が無くて近代だけがポンとそこにある。まーそれがあの街のコンセプトなんやろけど。そして何かが隠されてる違和感がする。で、スクンビットはどんどん足し算して作られた感じ。下の写真はチェンマイなんやけど自分が感じるタイ人の感性ってこんな感じw



いろんなもんが剥き出しで、だからこそ感じる人間味がある。はじめは奇形の姉ちゃん見て驚いたりもしたけどね。でも全部がそこに存在してて当たり前なんよね。それがまた居心地の良さにつながる。まー浅はかな知識と感覚だけで書いてるんであしからず。ちゃんと世界史勉強しときゃ良かったなw

さて、飛行機まで2週間もあるし何しよかな。





6.23.2014

やっぱりタイが好き

朝の4時にらーちゃんと別れてマニラ空港へ。

タイからフィリピン行く時に帰りのチケット見せるよう言われて慌てたのを教訓に、あらかじめインド行きのチケットも購入済み。しかし、セブパシフィックさん、復路のチケットについてはノータッチwまた裏目。タイ行きはそないにチェックせんのやろね。

で、昼前にスクンビットに到着。前に泊まってたゲストハウスにとりあえず宿を決めて荷物置く。セブンイレブン前には相変わらずみんなおるw



ヒマでヒマでしゃあないってさw

自分はインターネット屋さんの場所を聞いてビザの申請書類の準備へ。着いたのはこれまたラッキーなことにインド人がやってる旅行代理店。アドバイスもらいながらサクサクすすむ。ちょこちょこ営業トーク挟まるけどスルースルー。無事に完成。



結局必要な書類は、

Reference form
オンライン申請書を印刷したもの
航空券の予約が確認できるもの
インドでの宿、2週間分の予約書
パスポートのコピー2つ
タイ入国スタンプのコピー
証明写真2つ



ほんではや歩きでビザセンターへ向かう。迷うwさすが、自分。方向音痴が甚だしいわ。いろんな人に聞きまくってようやく到着。


うん、2回は通りすぎてたな。22階へ。あとは指示に従って提出。航空券の予約書見て、“なんで片道なん?”の突っ込み。陸路で他国へ抜けるから、でオッケーやった。これは誰かのブログに書いてあったのを頂きました。あと、持ってった写真は背景がグレーやからダメ。その場で380バーツ、1000円ちょいで撮ってくれる。高いなw

一週間後に来て頂戴。と言われて完了。

写真代と申請料あわせて1520バーツ。うん、確実に日本でとるべきやな。まーしゃあない。あとはビザがおりるのを祈るのみ。日本から住民票抜いてきたのが影響せんかったらええんやけど。


一段落して、うろうろ。やっぱりタイはいいなー!インターナショナル過ぎてニヤニヤしてまう。アジアの玄関は伊達じゃないよな。ケバブ食べる。マネーの虎見てから食べたくてしゃあなかったんよな。


でもこの兄ちゃん、一瞬タガログ語しゃべったような。。気のせいか。しかしほんま不思議な街やなー。道行く人を見てて飽きない。サリー着た人やら、アラブのおっちゃんやら、欧米人、日本人みたいな人とか。そして、やっぱりタイ人は自分が日本人やと見抜くとこが凄い。

フィリピンでは8割方、韓国人か?と聞かれた。韓国人にさえ韓国人?と声かけられたのにwwいっつも観察してんねやろな。


てことでまた振り出しに戻った旅w早くインド行きたいような行きたくないような。。

6.22.2014

スタバとYouTube

YouTubeで探偵ナイトスクープばっかり見てたら一週間たってた。ここんとこ引きこもりの様な生活。フィリピンまで来て何やってんだかwにしても、西田局長泣きすぎやろw

やっとこさ待ちわびた飛行機。明日の早朝、タイに一旦戻ります。そこでインド行きのビザ申請してインドin。マルチかダブルのビザがおりることを祈ります。おりたら陸路でネパール、バングラ、スリランカとインド大陸の諸国を回る、という素敵なプラン。素敵なプランはいっつも出足でつまずく自分やけどw最悪ビザがおりなかったとしてもコルカタでアライバルビザ取得、という保険までかけちゃう珍しい自分。まー行ける国少なくなっちゃうけどね。ていうか保険になってんのか、これ。まーしゃあない。一週間ぼけっとしながら無い脳みそから絞り出したプランがこれやから。ほんまフィリピンで申請できたら良かったんやけど預金残高証明なんか準備できへんちゅうねんw

この足踏み状態の悶々とした日々。らーちゃんと食事いったり飲みにいったりしてなかったら気狂ってたな。狂った街マカティは自分には合わんかった。なんか悔しいな。でも1つはっきりしたのは、街と自然、いいバランスで暮らせたら最高なんやろな、てこと。そんな当たり前みたいなことをしみじみ感じさせたマカティ暮らし。らーちゃん、経験させてくれてありがと。

では、いってきます!








写真は全然関係ないけど、マカティのブルゴス通り。兎我野みたいなとこ。両手を女の子に捕まれて助けを求めたのはいい思い出ww

6.18.2014

んービザ

インドビザセンターへ申請書類について質問に。3時半ごろに到着。エレベーター乗ろうとしたら止められる。ビザセンターですけど、と言うと4時半に開くからまっといて、と。いや、ちょっと質問あるだけやねんけど、、、だめ。そーですか。

やることないから一服。空見あげてたら視界に見覚えのある旗がはためいてる。



もしかしてバングラデシュの大使館ちゃうん!お、バングラデシュの大使館あるやん。前からちょっと興味あったからいれてもらう。アメリカ大使館とはえらい違い。アメリカ大使館はマニラ湾沿いの一等地に厳重なセキュリティとともにどーんと構えてる。おまけに職員が道路渡るために車止める係の人まで。少し歩けばフィリピンの軍が警戒してる。カメラとろうとしたらめっちゃ怒られたからね。ましてや入れてくれ、なんて口が裂けても言える雰囲気ちゃうかった。

それに比べてバングラデシュwwビルの入口に一応セキュリティおるんやけど、大使館に行きたいって言うたら、IDは?と聞かれる。ないけど、ビザについて聞きたいことがあるんやけど、と答えたら“んー、ええよ。2階な。”と、優しいなー。で、結局中の人にきいたらフィリピンのIDみたいなんなかったらビザは無理やと。あと、空港で取れるって聞いたんやけど、それはほんまか確認したら、ほんまらしい。でも保証はできへん、と。結局いくまでわからんてことか。しかし、自分がテロリストやったら大使館爆破されてんでw

で、時間も来たんでインドのビザセンターへ。必要な書類がありすぎて、準備してたらフィリピン出国の飛行機に間に合わない可能性大。フィリピンではあきらめた。なんか最近はアライバルビザで行けるらしいんやけどね。でも一回出国したらしばらくは再入国できんらしい。それはまた不便やし。とぶつぶつ言いながら帰ってたらスコール!またびちゃびちゃや。これ絶対酸性雨やばいやつやで。これでらーちゃん仕事に出て部屋しまっとったら最低やな、とドキドキしながらノブひねると開きました。よかったよかった。


なんという、なんてことない一日w

6.17.2014

無題

今後のプランについて考えてたら煮詰まってしもたんで夕方から街へ。困ったら散歩。月曜日やからか渋滞が尚更ひどい。ひたすら歩いてここはどこ?時計見たら3時間も歩いとる。少し先にスタバが見えたんで休憩。店員のお姉ちゃんたち、すごくいきいきとしてる。アイスコーヒー、グランデ頼むと何故か名前聞かれる。名前?? 一瞬意味わからんかった。マサ、と伝える。出てきたカップに“Batha”とある。誰や。


たばこを2、3本吸ってゆっくり。楽しそうに働くスタッフを見ていたら、マニラのネガティブな面ばっかり見てたけど、すべてがそうじゃないんかも、と思えてきた。

遠くの高層ビル群を目指して歩く。歩道沿いにずっと白い壁が並んでいる。この辺りにまたでっかい何かができるんかな。発展途上って発展の最中ってことやもんな。この段階を越えたら尖った部分がとれていくんかな。日本の過去にもきっとこういう段階があったんやろう。追いつけ、追いこせ、西洋を。ぎらぎらした情熱があるからこそのクラクションか。

そんなことを考えながら車ばっかりの夜道を歩いていたら、突然、異世界に出た。“welcome to BGC”とある。超高層ビル。洒落たレストラン。上品なネオン。マカティとはまた違う、落ち着いた街。東京の青山を思い出した。洗練されてる。街路樹があったり、ジョギングする人、公園、ナイキ、無印、GUCCI、ロールスロイスの販売店。きっとセレブな街なんやろな、人もそないにぎらぎらした感じがしない。電動の道路掃除機が走ってる。そういわれたら、ほんまにゴミが落ちてない。どこの国でもそうやろけど、街によってこんな違うもんか。フィリピンは差がでかい。

一通りウロウロして満足。もはや帰り道がどちらの方角かさえわからん。タクシーで帰ろ。地名を聞いたらタギッグ(taguig)というらしい。この運ちゃんがまたええ人で、追加でなんぼよこせ、とか何も言わへん。日本やったら普通やけど、珍しい人や。

ひたすらウロウロしたら頭もすっきり。やっぱり頭パンパンになったら体動かさなな。


6.15.2014

ぽっかり

さみしいねー。ドーディちゃん、帰ってもうたな。一週間早かったけど充実してた!

フィリピン行くならシキホール、ほんまにオススメしときます。高校生の夏休みの気分に戻れる不思議な島。泳いでも気持ちいいし、山を散策するのもいいし。ぶらっとバイクでドライブ、地元の人とふれあうのも素敵な思い出。子供たちもフレンドリーでキラキラした風景を胸に残しながら帰国できますよ。

あの島全体が黒魔術の魔力を持ったような、魅力的な島でした。




さて、マニラで何しよかなー 

6.14.2014

シキホールからもどって

いやーシキホールおもしろかった。夢みたいな島で時間の流れが違うかった。滝見に行ったり、泳いだり、海眺めてぼーっとしたり、、、



こうやって豊かな時間を過ごしていて1つ思ったこと。日本に居たとき、なんでそんなに急いどったんかな、と。シキホールで考えてみると、あの生活が狂ってたとしか思われへん。そんな急いでどこ行くん?そんな急いで何が変わるん?時間、時間、時間。なんであんなに追われてたんやろ。。







バカンスも終わる。シキホール港からドマゲッティへ。港に降り立つと空気がちがう。現実の音がする。車、クラクション、声。活気。フィリピン、すごいギャップや。いろんな世界持ってんなー。おもろい国や。


ドマゲッティ空港からマニラへひとっ飛び。


税関でドーディつかまるwうん、見た目怪しいからな。貝殻没収。ビン没収。そこまでは我慢してる。大事なジッポまで没収されそうになる。さすがにそれはイヤや、と抵抗。500ペソ出したら許したる、と職員。恐喝やんけwwドーディ、ジッポの中身全部出す。綿、石、捨てる。さすがに職員もオーケーしてくれた。他の職員が制汗スプレーを見つける。おもむろに俺から没収したライターの火をつける。火に向かってスプレー噴射。ブォォーって火炎放射になる。職員一同、うぉってびっくりするwwいや、そらそうやろwwあほかww

うん、このスプレーはあかん。

て、あほかw



飛行機の中でジョセフ君と話す。マニラに住む彼女に会いに初めて飛行機乗ったんやって。なんか微笑ましいなー。“次にドマゲッティ来たら一緒に魚採りに連れてったる”て。ええやろなー。フィリピンの海、ほんまに好きになったし。
互いの文化の話とかしてたら、あっという間にマニラ。やっぱ飛行機快適やw

とうとうマニラに帰って来てもうた。タクシーのしつこい呼び込み。渋滞のなか花を売り歩く少女。凄まじいクラクション。ここまで来たらやっぱり狂ってるとしか思われへん。なんでこんなにギスギスしてんねや。そして狂った街、マカティへ。空気が違う。一体なんなんや、この街は。東京みたい、たぶんニューヨークもこんな感じなんやろな。近代化の道を進み続けるとこうなんのか。均質化された世界。軒を連ねるマクドナルド、スターバックス、ケンタッキー。どこかで見たことのある景色。一部の大企業が世界各国を食い荒らしてるようにしか見えへん。植民地の時代とやってることは根本的に変わらへんよね。そんでスラム。


もともと、世界には人間が食べていくには十分な食糧があったのに。山の幸、海の幸、自給自足で。いつからこんな風になってもうたんやろ。たしかに産業革命、近代化、資本主義のおかげで、いつでもアイスクリームが食べれるようになった。治らなかった病気が治るようになった。でも、世界の道ばたでは、“お金”がないからご飯を食べられへん少年少女がおって、不衛生なところで寝て、観光客に金をせびる。今まで散々豊かな暮らしを満喫しといて、今さら彼らの存在に気がついたわ。じゃあ、何ができんねん。と言われたら、今の自分には何もできへん。ちょっと多めに金払うぐらいしか。

能力のある人はどこにでもおる。シキホールにもおった。英語もペラペラ。体力もある。でも仕事がない。マニラに出てきたところで結局出ていくお金も多くなっちゃう。そうなると出稼ぎか。出稼ぎするということは現地で搾取されるってこと。矛盾しとるなー世界。そして自分。





6.12.2014

シキホール探検

昼前、とりあえずバイクのガソリン探しへ。道ばたの露店に並ぶコーラのビン。実はガソリンやったんやねw


リッター60ペソ、140円ぐらいが相場らしい。日本と変わらんやん。港前でランチして少しぶらぶら。




それから黒魔術のおっちゃんとこへw道もだいぶ覚えたしスイスイ。これ、ヤマダ電機に見えるん自分だけ?


ほんで昨日とおんなじようにボロボロ。終わって、ガイドのウランダのうちへ。




ドーディなんか怪しげなモノもらっとるww

ほんでバイバイして、バイクでぶらぶら。喉かわいたからジュース買う。ドーディはタガログ語でしゃべっとる。天才かwwたむろしてる兄ちゃん、ジュニアにオススメ聞いたらマリアっていうビーチを教えてくれる。

“この道、近道やから”と言われた道を進んだのが間違いやったw途中から砂利道になって滑っておもくそこけるww久しぶりにこけたわ。でも、むちゃくちゃキレイな景色が見えて二人感動。



山奥で資本主義の社会について話す。
やっとマリアに到着。こけたり休憩したりしてたから結局近道になってないww


ボート出してもらって海を堪能。一時間500ペソ。



ジョイ、男前すぎるやろww3人で煙草吸いながら海をながめる。するとなぜか大航海時代のスペイン人の気持ちになる。あの島なんや?いってみよか。たぶんそんな感じやったんやろな。


お腹も空いたんでサン・ヌアンのレストランで夕食を。全部絵になるなー。



6.11.2014

黒魔術師探し

黒魔術師は時々サン・アントニオという地区に降りてくる。

もらった地図にそう書いてあったもんやから、とりあえず行く。ドーディのナイスな人力ナビで無事到着。道中、牛とか普通におりすぎて写真撮り忘れたw

で、その辺りの人に聞いたら案内したる、と。ボロボロっていう治療?ヒーリング?が有名らしい。少年に案内されて山の中へ。


ヤシの木、トウモロコシ、ニワトリ、ヤギ。この辺りの人は自給自足に近い生活を送ってはるみたい。少し歩いて、ここが魔術師の家や、と。


うん、めっちゃ住んでそう。出てきたおっちゃん、たしかに空気違うな。タガログ語はわからんので少年に紹介してもろて、早速ボロボロを。


ビンに石みたいな小さい固まりを入れる。水注ぐ。木のストローみたいなん突っ込んでブクブクする。ブクブクしながら全身にビンを当てる。ビンにカスみたいなん浮いてくる。水、捨てる。新しい水入れる。ブクブクする。だいたい16回で水が汚れなくなる、と。

近所のガイドさんがやってきて通訳してくれる。自分もやる。汚れ云々はおっちゃんのさじ加減のような気もしないでもないけど、、信じてみる。うん、体が軽くなったような気がしないでもない。まー悪くはなってない。

ガイドさんたちと森を歩く。


ヤシの実採ってくれた。お礼はニコチン。
そういえば初めて飲んだなー。アクエリアスを薄くしたような味。水分補給にはいいんやろな。おまけに食べれるし。

少し談笑して、また後日、黒魔術について勉強しにくると約束して別れる。

その後はひたすらドライブ。シキホール島自体すごい小さい島で一周80kmしかない。スクーターで外周道路を走りながら気が向いたら止まって、気が向いたら走って、気が向いたら食事する。なんか高校生になったような気分やったw途中まで当たり前過ぎて気がつかんかったんやけど信号1個もないww3時間かからんぐらいで一周できてしまう。人もすごくいいし、特に子どもたちがおもろくて可愛い。

大都会脱け出して良かった。空気が軽い。